※本記事で使用している画像は、過去に発生した台風の進路イメージです。 実際に発生している台風の進路予測については、気象庁「台風情報」(https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#4/37.747/140.15/&elem=root&typhoon=all&contents=typhoon)等をご確認ください。 ZEROSAIご契約中のお客様は、防災盤上でもご確認いただけます。 |
2025年6月11日に、南シナ海で今年初となる台風1号が発生しました。
進路は日本からそれましたが、交通等の影響を受けた方も多いのではないでしょうか。
今年もいよいよ台風のシーズンになってきました。
台風経路図の予報円の正しい見方はご存じでしょうか?
テレビ・ネットでよく見かけますが、改めてどのように見るのか知る機会は意外に少ないようです。
今回は、台風経路図が何を表しているのかざっくりお伝えしたいと思います。
出典:気象庁ホームページ (https://www.jma.go.jp/jma/)より一部加工して作成
台風経路図は、台風(発達する熱帯低気圧を含む)の存在位置と進路予報が表示された地図です。
それぞれの図形や線は、以下を示しています。
× | 現在の台風の中心位置 |
青い線 | 経路 |
黄色い円 |
強風域(15m/s以上の風の範囲) |
赤い円 | 暴風域(25m/s以上の風の範囲) |
白い破線の円 | 予報円 |
気象庁の定義をもとに作成
白い円を見たとき、一見、「台風の規模」に見えてしまうかもしれません。
しかし実際には台風の大きさの変化を表すものではなく、台風の進路予報の不確実性を表すものです。
具体的には、予報円の大きさは「台風の中心が入る確率が70%の範囲」を表しています。
予報円が小さいとき・・・「進路予測がブレにくい」
予報円が大きいとき・・・「進路に幅がある(ブレやすい)」
と読み取ることができます。
※ただし、中心位置の予報が変われば強さの予報も大きく変わる可能性もあるため、常に最新の予報を確認することが重要です。
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