8月19日(火)、気象庁は9月から11月までの3か月予報を発表しました。
期間中は、上空の偏西風が平年より北寄りを流れやすく、チベット高気圧は平年より北側で強い見込みです。
一方、太平洋高気圧は日本の南東を中心に張り出しが強くなるでしょう。
このため、9月は厳しい残暑が続くと見られ、引き続き熱中症への警戒が必要です。
また、10月も全国的に高温傾向が続き、11月は北日本を中心に暖かい日が多くなる予想です。
その結果、季節の進みは遅れ、秋の深まりは短く感じられそうです。
向こう3か月の降水量は、沖縄・奄美で湿った空気の影響を受けやすい期間があるため、平年並みか多くなる見込みです。
9月は、北~東日本では前線や低気圧の通過により天気が周期的に変わりやすく、西日本太平洋側と沖縄・奄美では晴れる日が多いでしょう。
10月は、全国的に天気は周期的に変化しやすく、東~西日本太平洋側では低気圧や前線、湿った空気の影響により平年より晴れる日が少なくなる見込みです。
11月は、季節が冬へと移行するにつれ、北日本の日本海側を中心に曇りや雨または雪の日が多くなるでしょう。
一方、太平洋側の地域は晴れる日が多い見込みです。