山の天気はなぜ変わりやすいのだろう
2023-10-19
10月も下旬に差し掛かり、すっかり秋を感じる気候になってきました。
過ごしやすい今のうちにスポーツや旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか?
休日に私は友人と趣味の登山を楽しんでいます。
その中でよく話題に挙がる「山の天気は変わりやすい」 今回はその理由に関して解説していこうと思います。
山岳地帯の複雑な地形は風の流れに大きな影響を与えます。
斜面へ吹き付ける風は、空気を持ち上げ強制的に上昇気流を起こします。
強い上昇気流は雲を次々と発生させ、その雲がさらに発達することで積乱雲を発生させます。
積乱雲は、雷雨のような激しい気象現象を引き起こす代名詞ともいえる雲です。
このように山の地形の複雑さが、天気が変わりやすさに大きな影響を与えています。
![](https://product.sysmet.jp/images/uploads/or/f_202310201650261086973541.png)
遠くで雷鳴が聞こえたり、冷たい風が吹いてきたりしたら天気が急変するサインとなります。
また登山をされる際は、事前の準備物と合わせて天気予報の確認も入念に行いましょう。
天気予報で「上空の寒気が流入する」や「山沿いでは天気の急変に注意」などのワードが聞こえてきたら要注意です。大気の状態が不安定になりやすく、特に午後は雷雨が発生しやすくなります。
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