海象用語を知ろう! 「有義波高」
2023-11-14
海象状況を把握したいときに知っておきたい用語をご紹介いたします。
今回は、
「有義波高」についてご説明します。
まず前提に
波高と
は、波の頂上から谷までの高さをいいます。
これは、海面が下がった時の潮位と次に海面が上がった時の潮位との差を指します。
有義波高とは、とある地点で連続する波を 観測したとき、波高の高いほうから順に
全体の1/3の個数の波を選び、これらの波高を平均したものです。
(例えば20分間 で100個の波が観測されれば、大きい方 の33個の波)

有義波高は、一般的に目視で確認した波の高さに近いと言われています。
最新の気象お役立ち情報
- 2025.04.28
- 【3か月予報発表】汗ばむ季節到来!5~7月は広く高温傾向
- 2025.04.01
- 【3か月予報発表】6月は全国的に高温になる見込み。早めの熱中症対策を!
- 2025.03.07
- 南岸低気圧とは
- 2025.02.06
- 春と災害の予感!「春一番」とはどんな風?
- 2025.01.20
- 日本海側に大雪をもたらす原因の一つ 日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)とは