気象庁予報業務許可 第51号
シスメット-気象のプロによる予測・分析・防災システム

気象お役立ち情報

北海道の雪の特徴

2024-01-24

シスメット株式会社は北海道にも営業所があります。以前北海道の従業員が北陸方面へ行った際、「やっぱり雪質が北海道と違いますね!」と驚いていました。
ということで、今回は北海道の雪質について説明してみたいと思います。

<そもそも雪はどうやってできる?>
雪は、大気中の水蒸気が凍って氷の結晶になることによってできます。 
この結晶がくっついて成長すると、大きな氷の粒ができあがります。 
これが重くなると地上に落ちてくるのですが、途中で溶けなければ雪に、溶けて水滴になったものは雨になります

<北海道の雪質について>
北海道は本州と比べて気温が低いので空気中の水蒸気量が少なく、氷の結晶が大きく成長せずに
雪は細かくなります。
そのため、水分が少なくさらさらした雪質になります。
この雪質はパウダースノー(粉雪)と呼ばれ、なかなか溶けないので簡単に払うことができます。そのため、北海道の人は雪が降ってもあまり傘を差さないそうです。
また、スキーやスノーボードが滑りやすく転倒しても痛くないため、世界中のスキーヤー・スノーボーダーが日本のパウダースノーを「JAPOW(JAPAN+Powder snow)」と呼んで憧れているそうです。
 
もちろん本州でもパウダースノーは見られますが、やはり北海道の方がパウダースノーになる確率が高いようです
↓北海道の北日本営業所から写真を送ってもらいました。


北海道に行かれる際は、ぜひ雪の違いを確かめてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

最新の気象お役立ち情報

2024年07月08日
【土木・建築 施工監理者向け】作業中止基準に使われる「平均風速10m/s」とはどんな風?
2024年07月01日
【土木・建築 施工監理者向け】建設現場での悪天候による作業中止基準の設定について
2024年06月27日
【気象庁発表 線状降水帯予測情報】九州北部で線状降水帯の恐れがあります
2024年06月17日
【ガイドブック進呈中!】 落雷被害を防ぐ(前編) 基礎知識と避難行動ガイドブック
2024年06月05日
雨期到来!梅雨が発生するのはなんでだろう?
ZEROSAI 自然災害防災システム[ゼロサイ] シスメットの製品一覧
ZEROSAI 自然災害防災システム[ゼロサイ] シスメットの製品一覧
デモ画面のご案内 ZEROSAI導入までの流れ PayPalでお支払い デモ画面のご案内

体験版のお申込み かんたんお見積り
ページトップ