2025-01-20
目次 1.日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)とは? 2.発生のメカニズム 3.JPCZがもたらす影響 4.おわりに |
日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)は、冬季に日本海上で発生する気象現象です。
JPCZによる雪雲が流れ込むと、数時間で大量の雪が降り、積雪が急増する危険性があります。
この現象は、日本海側の地域に大雪をもたらす原因の一つとして知られています
JPCZが発生する過程を以下に説明します。
シベリア高気圧から吹き出す寒冷な北西風が、日本海へと流れ込みます。
この季節風は、朝鮮半島の白頭山や長白山脈を越える際にいったん2つに分かれます。シベリアから吹き込む寒冷な季節風(北西風)が日本海を通過する際、相対的に暖かく湿った空気を取り込み、雲が発達する現象です。特に、気流が集中する線状のエリアに沿って発生する収束帯を指します。
出典:気象庁ホームページ (https://www.jma.go.jp/jma/)より一部加工して作成
衛星画像のJPCZが指向している地域で1/9にかなりの積雪があったようです。
出典:気象庁ホームページ (https://www.jma.go.jp/jma/)より引用
■4.おわりに
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