気象庁は１１月２５日（火）、１２月から翌年２月にかけての３か月予報を発表しました。

期間中は、上空の偏西風は日本付近では南に蛇行するものの、概ね平年と同じ位置を流れるでしょう。一方で、シベリア高気圧は北東側で弱く、南東側への張り出しがやや強い見込みです。

これらの特徴から、３か月間の平均気温は北日本では平年並みかやや高く、西日本や東日本では平年並みでしょう。

今冬は平年並みの寒さになり、冬らしい体感となる見込みです。インフルエンザをはじめとした感染症対策など、体調管理にご注意ください。

向こう３か月間は、フィリピン付近に向かって北よりの季節風が強いため、東日本以西の太平洋側や沖縄地方では低気圧の影響を受けにくく、降水量が少ないでしょう。

一方で、北日本や北陸の日本海側では、低気圧の影響を受ける時期があるため、降水量は平年並みとなる見込みです。

降雪量は、平年並みかやや多い予想ですが、冬型の気圧配置が強まるタイミングでは急激に増える可能性があります。

北日本や北陸だけでなく、西回り寒気の影響を受けやすい西日本の日本海側でも、大雪災害にご注意ください。

各地で本格的な冬の到来となるため、冬支度は万全にしておく必要がありそうです。また、太平洋側は晴れて空気が乾燥するため、火の元には注意を怠らないようにしましょう。

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