気象庁予報業務許可 第51号
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気象お役立ち情報

積乱雲はどんな雲?

2023-11-08

あっという間に秋も過ぎ去ろうとしていますが本格的な冬が到来する前に
紅葉狩りや登山などに出かけて秋の終わりを楽しむのはいかがでしょうか。

そんな外出の際に気になるのはお天気です。

天気が崩れるときは雲が現れます。雲の種類は大まかに10種類あり
今回はその中でもよく聞く雷や雨を伴う雲「積乱雲」についてご紹介します。

「積乱雲」とは強い上昇気流の影響で鉛直に発達した雲で雷や激しい雨、突風を伴う雲です。
雲の高さは数千メートルから1万メートルを超えることもあります。
積乱雲は夏によく見られる雲です。


■積乱雲ができる条件

 ①大気が不安定な状態であること
  (上空に冷たい空気があり、地上に温められた空気がある状態)
 ②空気が暖かく湿っている
 ③地上の空気が上空に運ばれやすい条件があること

      積乱雲


■積乱雲の特徴

 雨・雷・突風・雹・霙を発生させる。
 形状  :もこもことした綿菓子のような形(発達するにつれて天辺が水平に変化する)
 大きさ :地上から雲頂までおよそ8km~10km程
 持続時間:小さいもの 30分~1時間程
      大きいもの 2~3時間程


気象災害のほとんどは発達した積乱雲が原因です。
気象災害を予測するためには積乱雲を監視することが重要になります。

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