気象庁予報業務許可 第51号
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気象お役立ち情報

フェーン現象とは?

2023-12-19

ェーン現象とは、「風上側から山を上った湿潤した空気が山頂を越え、風下側に吹き下りた時に高温で乾燥した風となる現象」のことを言います。



出典:気象庁ホームページ(https://www.data.jma.go.jp/cpd/j_climate/hokuriku/column01.html)
「フェーン現象の模式図」(気象庁ホームページより)


〇フェーン現象が起こりやすい季節や地域
フェーン現象がよく見られるのは、初夏~秋にかけての北陸地方などです。
全国的に南風が強いときに、北アルプスなどの高い山に南風がぶつかるためです。
北陸地方では
5月に30℃を超す真夏日を観測することもあります。
また、関東平野でも同様の季節に西風が卓越すると、フェーン現象が発生することがあります。西風が長野県の高い山などを越え関東平野に吹き下ろされると、内陸部ほど気温が上がりやすくなります。


〇フェーン現象が起こるとどうなるのか
・気温の急激な上昇
 フェーン現象が起こる風下の地域では気温が急激に上昇するため、夏は40℃前後の危険な暑さをもたらすこともあります。
 熱中症の危険だけではなく、農産物の品質低下や家畜の死亡事故なども懸念されます。

・空気の乾燥
 乾いた風が強く広範囲に吹くため、風下の地域では空気が著しく乾燥します。
 また、気温の上昇によって飽和水蒸気量が大きくなり相対湿度が下がることも空気の乾燥につながります。

・強風
 風下側は気温が上がるというだけでなく、通常よりも乾いた強い風が吹いてきます。
 空気の乾燥に加えて強風が吹くことで、火災が起きやすく消火しにくい環境になります。


〇実際にフェーン現象によって起こった火事
・2016年12月の「糸魚川市駅北大火」
 2016年12月22日に発生し、翌23日の鎮火まで約30時間続いた大規模火災です。
 フェーン現象で乾燥した南からの強風にあおられ、火元から約300メートル離れた日本海沿岸まで燃え広がりました。 


  

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