2025-10-23
天気予報が前見た時より大きく変わっているのはなぜ?
いつも弊社の
自然災害防災システム【ZEROSAI】や気象・海象総合ポータルサイト【羅針盤PLUS】をご利用いただき、ありがとうございます。
今回は、天気予報に関する素朴な疑問について取り上げたいと思います。
「さっきまで雨が降らない予報だったのに、急に降る予報に変わって慌てて対応した…。」このような経験、皆様もおありではないでしょうか?
特に季節の変わり目や台風接近時には、天気予報が前回見た時と比べて大きく変わることがあります。
では、なぜこうした変化が起きるのでしょうか?今回は、皆さんが気になるこの素朴な疑問に、ざっくりと触れてみたいと思います。
目次 1.なぜ天気予報は大きく変わるのか 2.民間気象会社はどのように天気予報を出している? 3.シスメットだからできる!予報士の無料コンサルサービス |
なぜ天気予報は大きく変わるのか
それは、
天気が多くの影響を受けながら常に変化しており、元となるデータがわずかに変化しただけでも最新の予測の内容が大きく変わることがあるためです。
天気予報は、「現在の大気の状態」をもとに「将来の大気の状態」を数値化して計算する仕組みです。
ただし、その大気の状態を構成する要素は非常に多く複雑。
例えば「雨が降る」と一言にいっても、その周辺の地形や風の流れ、水蒸気の量、海面水温など数多くの要素が関係しています。
さらに、大気は時間の経過によって絶えず変化します。
ある要素のわずかな違いも、時間が経つにつれて増幅して、結果として予報が大きく変わってしまうことも珍しくないのです。
最新のデータをもとに予測を再計算すれば、天気予報も変わるのもごく自然なことと言えるでしょう。
民間気象会社はどのように天気予報を出している?
天気予報を出しているのは、気象庁だけではありません。
気象庁は、衛星・レーダー・観測器などを使って膨大なデータを収集しており、そのデータは気象庁予報業務許可を受けた「民間気象会社」にも提供されます。
どのサービスやアプリでも、気象予測は気象庁から提供される様々なデータをもとに作成されており、これらのデータを用いて最新の情報をもとに予測を再計算します。
その上で民間気象会社は独自のアルゴリズムや補正を加え、ユーザーの利用目的に合わせた予報を提供しています。
私たちシスメットでは、さらに経験豊富な気象予報士が独自の予測をおこなっています。
しかし、観測や計算の解像度には限界があるため、小さな雨雲を完全に捉えきれなかったり、わずかに異なる観測データが入るだけでも予報が大きく変化したりすることがあります。
つまり、もしも天気予報が前に見た時と変わっていると感じたら、その予報はこまめに修正が行われ、より精度の高い情報にアップデートされたものと言えるでしょう。
シスメットだからできる!予報士の無料コンサルサービス
しかしながら、天気予報の画面だけを見て作業判断や工程管理を組むことは非常に難しく、皆様も頭を悩ませているかと思います。
シスメット株式会社では、弊社システムをご利用中のお客様に限り、弊社の気象予報士から無料で電話コンサルを受けることができるサービスを提供しています※。サイトに表示された情報だけでは判断しにくい点について、弊社の気象予報士からその時点での見解をお伝えいたします。
どうしても天気予報が変わりやすい台風時期やコンクリート打設、クレーン作業の工程管理など判断に難しい場合のセカンドオピニオンとしてぜひご活用ください!
※自然災害防災システム【ZEROSAI】、気象・海象総合ポータルサイト【羅針盤PLUS】、【スーパー台風情報】、【スポット予測】をご利用中の方に限ります。
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