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天気予報や雨雲レーダーを見ていると、「降水強度」という言葉を目にすることがあります。
降水強度は、その時点でどのくらいの強さの雨が降っている、または降ると予測されているかを表す指標です。
一方、よく使われる「1時間降水量」とは意味が異なります。
今回は、降水強度の意味や1時間降水量との違い、気象レーダーとの関係についてわかりやすく解説します。
1.降水強度とは?
2.気象レーダーによる雨や雪の観測
3.降水強度のイメージ
4.おわりに降水強度とは、その時点の雨の強さを1時間あたりの降水量に換算した値です。単位には「mm/h」を使用し、例えば30mm/hなら「同じ強さの雨が1時間続いた場合に30mm降る強さ」を表します。
例えば、降水強度が10mm/hの場合、「現在と同じ強さの雨が1時間続くと、10mmの雨が降る強さ」という意味です。
ただし、これは実際に1時間で10mmの雨が降ったという意味ではありません。雨の強さは時間とともに変化するため、降水強度と実際の1時間降水量が同じ値になるとは限りません。
指標 | 意味 |
|---|---|
降水強度 30mm/h | 現在の雨の強さが1時間続いた場合、30mmになる強さ |
1時間降水量 30mm | 実際に1時間の間に降った雨の合計が30mm |
降水強度を把握するために使われているのが「気象レーダー」です。
気象レーダーはアンテナから電波を発射し、雨や雪などから返ってくる電波を観測することで、広い範囲の降水状況を把握します。
観測したデータから降水量を推定し、降水強度として表示します。これらの情報は、降水短時間予報や降水ナウキャストなどにも活用されています。

降水強度の値が大きいほど、短時間に強い雨が降っている、または降る可能性が高いことを示します。
特に、急に発達する雨雲による突発的な大雨では、短時間で雨の強さが大きく変化することがあります。
そのため、降水強度を確認することで、
強い雨が近づいていないか
雨が急激に強まる可能性がないか
屋外作業を継続できる状況か
といった判断に役立てることができます。
ただし、降水強度だけで大雨の危険性を判断することはできません。雨雲レーダーや気象警報・注意報など、複数の気象情報をあわせて確認することが重要です。
建設現場では、現在の雨量だけでなく、このあと雨がどの程度強くなるのかを早めに把握することが重要です。
例えば、現在は弱い雨でも、短時間後に強い雨が予測されていれば、作業中止や資機材の退避、関係者への連絡などを事前に進めることができます。
特に、突発的な豪雨では、雨が強まってから対応するのでは対応が遅れる場合があります。
降水強度の予測を活用し、雨が強まる前に行動することが大切です。
シスメット株式会社が提供する、建設現場や工場などの気象対策に役立つ気象総合プラットフォーム ZEROSAI X-AIでは、建設現場周辺の気象情報を500mメッシュで確認できます。
1時間先5分更新の降水強度予測を確認できるため、突発的なゲリラ豪雨への対策に活用できます。

また、あらかじめ基準値を設定しておけば、予測値などが基準を超えた際にメールやビジネスチャットへ自動で通知することも可能です。
連携可能なビジネスチャットは、以下のとおりです。
LINE WORKS/direct/WowTalk/Microsoft Teams

担当者が常に気象情報を確認し続けなくても、危険が高まったタイミングで関係者へ情報を共有できます。
こ降水強度とは、その時点の雨の強さを1時間あたりの降水量に換算して表した値です。
実際に1時間で降った雨の量を示す「1時間降水量」とは意味が異なります。
短時間で雨が急激に強まる可能性がある場合には、現在の雨量だけでなく、降水強度や雨雲レーダー、警報・注意報などをあわせて確認することが重要です。
建設現場では、これから強まる雨を早めに把握し、作業判断や事前対策に活用しましょう。
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