目次 1.初動対応の重要性 2.事業者が講じるべき対策 (1)体制の整備 (2)実施手順の作成 (3)関係者への周知 3.チャットツールや一元管理ツールで、効率的な熱中症対策を 4.日本産業規格JISZ 8504に準じた暑さ指数(WBGT)の観測 |
(1)体制の整備
熱中症のおそれがある作業者やおそれがある人を見つけた者が、管理者にその旨を報告するための体制を整備すること。
情報共有を迅速にできるかどうかが、迅速な初動対応に直結します。
「誰に」「どのような内容を」「どのような手段でやり取りするのか」等、双方向の連絡ができる体制を準備する必要があります。
(2)実施手順の作成
熱中症のおそれがある作業者を把握した場合に、迅速かつ的確な判断が可能になるよう、作業離脱、身体冷却、医療機関への搬送など、重症化を防ぐために必要な措置の実施手順を作成しておく必要があります。
職場での熱中症対策義務化に伴い、弊社にも熱中症に関するお問い合わせが増えております。
なかでも「JIS 規格に準拠した暑さ指数(WBGT)を測定したい」というご要望を多く頂戴しています。
結論から申し上げますと
日本産業規格JIS Z 8504に準じた暑さ指数(WBGT)の観測は【自然災害防災システム ZEROSAI
の黒球温度計】を活用することで実現可能です。