建築工事 (強風対策)
建築工事ではクレーン作業を行う際に転落事故を防ぐため、風速の管理が非常に重要となります。
技術提案にて「強風対策」がテーマの現場での導入事例をご紹介します。
クレーン作業中止の判断基準に、
自然災害防災システム ZEROSAI(NETIS登録番号QS-150021-VE)を活用します。
ZEROSAIの概要はこちらを参照ください。①敷地内に
Nセンサー 防災灯を設置します。


②Nセンサーで観測した現場の気象データを蓄積・解析することで500mメッシュで提供する10日先までのピンポイント気象予測を行います。

③Nセンサーのデータやオリジナルのピンポイント気象予測は専用ホームページ”
防災盤”にて閲覧します。
クラウドで一元管理されたデータは現場事務所のPCやタブレット、スマホからアクセス可能です。
また現場作業員へは防災灯にてNセンサーの観測データを見える化します。
④作業基準値(例:平均風速10m/s)以上が観測された場合安全管理者にメールが自動配信され、
現場作業員には防災灯の警報と連動しパトライトを回転させ警戒を促します。
⑤クレーン作業の再開・中止基準に関しては防災盤
の観測データと24時間先の風向風速予測を見ながら判断を行います。
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