シスメット-気象のプロによる予測・分析・防災システム

導入事例_CASE STUDY

2025.03.17

電波がつながらない砂防堰堤工事
starlinkを活用し現場の雨量、水位情報をクラウド管理

長野県白馬村 南股作業所

関連する製品:防災盤 / Nセンサー / 防災灯 / 水位計

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課題と成果

導入前】
山間部での工事で電波が届かず、雨量や水位の観測がうまく行えなかった。

<課題>
山中での工事のため、急な大雨による水位上昇の危険がある。
現場に即した気象情報を入手する必要がある。
夏場の熱中症対策として暑さ指数(WBGT)を記録し発注者へ提出する必要がある。



当社の【自然災害防災システム ZEROSAI】合わせて【starlink(スターリンク)をつかった無線通信】導入。
  

【導入後】
現地に設置した【気象観測装置 Nセンサー】 【電池式水位計】の観測データを【starlink(スターリンク)を使った通信をおこない】、クラウドで管理できるようになった。starlinkはポータブル電源で稼働し都度都度充電を行いながら運用した。





現場作業員へは【警報伝達装置 防災灯】を用いて雨量や水位の観測データを常時表示した。
水位が急上昇した際は光と音で現場作業員に自動で知らせることができるため、避難や対応が迅速に行えるようになった。

お客様の声

〇現場に行くこと自体が危険であったり時間がかかるので、クラウドで現場の雨量や水位を共有できるので手間の削減につながった。

〇雨量や水位の作業基準値を超過した際は、現場作業員へ向けて自動で電光掲示板と回転灯で報知するので情報の漏れがなくなった。

〇観測した暑さ指数(WBGT)は発注者へ提出する補正予算の証憑として活用した。現場で観測したデータなので信憑性が高かった。

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