気象庁予報業務許可 第51号
シスメット-気象のプロによる予測・分析・防災システム

導入事例

都道府県様 河川築堤保護工事

都道府県

水位を3段階で管理し水位の急な上昇に備える

導入機器構成:防災盤Nセンサー防災灯水位計太陽光電源

【現場の課題】
〇上流部にダムがあり、突発的なゲリラ豪雨が発生した際は水位が急上昇するため、迅速に
 避難を行わなければならない。

〇クレーン作業が多く、風速が作業中止基準値の10m/sを超えない予測が出ている日に作業を
 するように工程管理を行わなければならない。

〇作業中止や工程変更の情報共有を迅速に行わなければならない。

【課題解決のための運用】
①設置
〇現場付近にNセンサー】を設置してクラウド上で風速の予測と観測データを閲覧する。
 現場には電源がないため太陽光電源装置を設置する。

〇現場付近の河川に【電池式水位計】を設置して水位の観測を行う。


②運用
〇当現場の作業判断においては、【Nセンサー】によるリアルタイムの風速データ、【防災盤】
 
のピンポイントな風予測、【気象予報士へのコンサル】を活用する。


Nセンサーで観測した風速が基準値を超過した際、【電池式水位計】で観測した水位が基準値を
 超過した際は
【防災灯】による現場全体への周知を行い作業中止、避難の指示を出す。
 また、オプション【三色表示灯】を活用し段階的に危険度に応じた設定を行う。
  ・水位の基準値2mをレベル1と設定し、緑色の表示灯を回転させる→待機
  ・水位の基準値4mをレベル2と設定し、黄色の表示灯を回転させる→警戒
  ・水位の基準値5mをレベル3と設定し、赤色の表示灯を回転させる→避難
  
 さらに、作業管理者へは【ビジネスチャットでの通報】を行い確認漏れをなくす。

お客様の声

〇上流部にダムがある現場なので激しい降雨時は増水が心配であったが【電池式水位計】でリアルタイム
 の水位を観測し、【防災灯】ビジネスチャットでの通報】を基準値超過の際は即座に対応が
 でき作業員への作業中止指示、重機や資材の退避に役立った。
 
〇クレーン作業が多く風の状況の把握は必須なので、【防災盤】のピンポイントの風予測を活用し
 工程を組むことができ、強風が予測される日は事前に工程を変更し別作業を行うようにしたりと
 工程管理に役立った。

【三色表示灯】の活用により段階的な避難行動が可能になったことで作業効率が向上し、現場全体の安全意識も高まった。


ZEROSAI 自然災害防災システム[ゼロサイ] シスメットの製品一覧
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