■現場の課題:評価における着目点
(例)
「当該施工海域は遮断物がないため東風が吹き始めるとうねりなどが短時間で来襲し作業中止に至ることが懸念
される。さらに夜間施工で周囲の状況が目視確認できず、一般的な海象情報のみで作業を行うと作業中止の判断
が遅れ作業船団の退避が困難になる点が懸念される。」
■提案(例)
気象・海象総合ポータルサイト 羅針盤PLUS (NETIS登録番号QSK-210001-VE)
ブイ式小型波高観測装置デジクラゲ (NETIS登録番号QSK-170002-VE)
を導入。
施工現場にデジクラゲを設置し有義波高を観測する。データは4G 回線を使用し専用ホームページ羅針盤PLUSで閲覧する。
羅針盤PLUS上で観測データと合わせて予測データをPCやタブレットに一括表示。
基準値を超える波高が観測、予測されれば担当者へ緊急メールを自動で送付する。
【具体的な運用】
1)羅針盤PLUSにて施工現場の風速予測、有義波高予測情報を入手する。
併せて基準値超過をする予測が出た際にメール通知を行う設定をする。
メール受信した時は注意体制に入る。
2)施工現場にデジクラゲを設置し、現場の有義波高を常に自動計測する。基準値以上の有義波高を計測した
場合、職員にメール通知し作業中止体制に入る。
・「海象情報の予測だけでなく実測値を得ることで今この瞬間作業を行っていいかを定量的に把握することがで
きる。」
・「自動的に基準値超過メールを設定することで情報の漏れをなくすことができる」
※羅針盤PLUSの概要はこちらを参照ください。
※デジクラゲの概要はこちらを参照ください。
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